毛糸の種類・選び方|初心者がラベルで確認したい6つのこと
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毛糸売り場で好きな色を見つけても、「この糸でマフラーを編める?」「何玉あれば足りる?」と迷うことはありませんか。作品に合う毛糸を選ぶには、色に加えてラベルの情報も見ておきたいところです。
ここでは、毛糸を買う前に確認したい項目を6つに分けて紹介します。特定の商品をすすめるランキングではなく、作りたい作品と材料を照らし合わせるための入門ガイドです。
1.素材と混率:何でできている糸?
ラベルの「ウール」「アクリル」「綿」などは素材の名前、その後の%は配合割合です。ウールは羊毛、綿はコットン、アクリルは合成繊維を指します。一種類だけでなく、複数の素材を組み合わせた糸もあります。
素材名が同じでも、糸の作りや加工によって肌触りや扱い方は変わります。首に触れるものなら肌当たり、毎日使う小物ならお手入れ方法も、商品ごとに確認しましょう。
「ウール入りだから全部同じ」ではないんだね。素材の割合と、お手入れ表示をセットで見てみよう♪

2.糸の太さ:指定の糸に近い?
中細、並太、極太などは、糸の太さを表す呼び方です。ただし「並太どうしなら必ず同じ作品になる」とは限りません。レシピの指定糸と違う糸を使うときは、次に紹介する重さ・長さ・推奨針・ゲージも確認します。
初めての作品で迷ったら、レシピ指定の糸を揃える方法から検討すると、材料の違いによる調整を減らせます。
3.1玉の重さと長さ:gとmを区別しよう
「25g・約60m」と書かれていれば、1玉の重さが25g、糸の長さがおよそ60mという意味です。gは重さ、mは長さなので、同じ25gの糸でも長さが同じとは限りません。
必要な玉数はどう考える?
まずレシピに書かれた商品名と必要量を確認します。同じ指定糸で「100g必要・1玉25g」なら、計算上は4玉です。別の糸に替える場合は、この重さの計算だけで足りるとは判断できません。長さ、編み地の密度、仕上がり寸法なども変わるためです。
レシピの必要量 100g ÷ 1玉の重さ 25g = 4玉
必要量が110gなら、110÷25=4.4。玉単位では切り上げて5玉です。別の糸へ替えるときは、この計算だけで代用できると判断しないでください。
4.推奨針:棒針と、かぎ針を見分ける
毛糸のラベルや公式商品ページには、使用する編み針の目安が記載されていることがあります。棒針と、かぎ針では号数の表記が異なるので、それぞれの欄を見てください。
たとえば、クラフトハートトーカイの公式商品情報では、ハマナカ「ポムビッツ」はアクリル70%・ウール30%、1玉25g・約60m、推奨針は棒針6~7号、かぎ針5/0号と案内されています。これはラベル項目を読むための一例で、すべての作品にこの針が合うという意味ではありません。
色・在庫・価格・送料は販売ページでご確認ください。紹介したレシピの指定糸として案内するものではありません。
5.ゲージ:同じ大きさに編むための目安
ゲージは、決められた大きさの編み地に何目・何段入るかを示すものです。「10cm四方で○目・○段」などと表示されます。ラベルでは、どの編み方・針で測った数値かも確認しましょう。
同じ糸と針でも手加減で編み地は変わります。特にサイズのある作品では、レシピに従って試し編みをして、指定のゲージと比べてから本番に進みます。
針の号数はスタートの目安。試し編みをしてみると、自分の編み地の大きさもわかるよ。
6.色番号・ロット・お手入れ方法
色番号は色の識別、ロットは生産時の区分を確認するための表示です。同じ色番号でもロットが違うと色合いが異なる場合があります。一つの作品に使う糸は、必要量を確認して、できるだけ同じロットで揃えましょう。
洗濯などの取扱表示も忘れずに。素材の名前だけで「洗濯機で洗える」と決めず、使用する糸の表示に従ってください。複数の糸を組み合わせる場合は、それぞれの表示を確認します。
買い物前のチェックリスト
- 作りたい作品と使うレシピを決めた
- 指定糸の商品名・色番号・必要量を確認した
- 重さだけでなく糸の長さも見た
- 使う技法に合う針の種類・号数を確認した
- ゲージと取扱表示を確認した
- ラベルを仕上げまで保管しておく
まずは一作品分の情報を並べてみるだけでも、買い物の迷いは整理できます。何を編むか決まっていない方は、はじめての冬編みの準備と公式レシピも参考にしてください。
参考:日本紐釦貿易「毛糸の見方・選び方」、ハマナカ「手芸・手あみのQ&A」、上記商品情報。情報確認日:2026年10月24日。掲載画像は毛糸選びのイメージで、特定商品の実物写真ではありません。
